TOP うどん屋の薬

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紹介されました!!

 昔、うどん屋には薬を置いていました。熱いうどんを食べて、薬を飲み、一晩寝れば風邪は治ってしまうと言われていました。当時としてはごく当たり前でしたが、戦後に薬事法が改正され置けなくなりました。現在ではこの事を知っている人も少なくなりました。

ではなぜ「うどん屋」なのでしょう?体が温まるという意味ではそば屋にも薬が置いてあっても不思議ではないでしょう。「うどん」と「そば」では何が違うのでしょう。


考えられる理由として、うどんの方がそばに比べ消化が良いという事です。実はうどんの中に含まれるグルテンという物質がデンプンを包み込むように守っているため、体内に入った時に消化酵素が入りやすくなり、消化が早く進みます。
消化が順調に進む事により血液が胃に集中せずに全身に行き渡り、その結果体温が保たれ、血液中に含まれる白血球が風邪のウイルスと対抗できると言われています。そばも同様の働きをするのですが、うどんの方が強い働きをします。
 
   営業時間     
     11:00〜14:00
     
   定休日/日曜日

うどんを知ろう

     
この様に科学的にもうどんと薬は相性が良いとされていますが、当時は知る由もなかったでしょう。もしかしたら初めのうちは、うどん屋にもそば屋にも薬は置いてあって、同じ様に薬を飲んでいるうちに、うどんの方が効き目が良いというのが広まっていったのかもしれませんね。
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